年払いが常に正しいとは限らない、という話

今日、年明けから溜まっていた仕訳をMFクラウドでちょこちょこ進めていたら、流れで年金のことを考え始めてしまいました。

国民年金には1年分(または2年分)をまとめて払う「前納」という制度があって、1年分前納すると2人分で8,800円ほど割り引かれるんです。「年払いはお得」という感覚がずっとあったので、今年も前納する気でいたんですが、計算しながらふと手が止まりました。

前納したことでお金が足りなくなって、どこかから借りることになったとしたら? 借り入れにかかるコストのほうが、4,400円(2人分で8,800円)の割引を上回る可能性が高いよなと。しかも手元にお金があるというだけで、精神的な安心感があるし、投資や仕事関連に使えるお金が増えれば、割引額以上のリターンが見込めることだってありそうです。

そして、お金に悩んでる時間を本業の作業時間に回せるならそれだけで回収できてしまうんですよね。それで気づいたんですが、「年払いでお金をロックする」こと自体に、思っていたよりコストがかかっているんじゃないかと。

これって、サブスクにも言えるなと思って。年間プランにすると月払いより2〜3ヶ月分お得、みたいな誘い文句はよく見ます。以前は余裕があれば、ほぼ反射的に年間プランを選んでいたんですが、ちょっと立ち止まるようにしようかなと思いました。

AIツールが増えてきたここ1〜2年で、自分にとっての「最適なサービス」がコロコロ変わっています。去年まで手放せなかったツールが、今年は全然使っていないというのが普通に起きていて。年間12ヶ月分払った後で「やっぱり使わなくなった」となると、割引の恩恵より損失のほうが大きい。

年払いが悪いわけじゃなくて、「年払いが常に正しい」という思い込みが問題なんだろうなと。お金をロックする選択をするなら、そのコストを意識した上で選ぶべきで、「なんとなく」お得だからでやっているのはダメだなと思いました。

年金は今年から月払いにしてみようかと思っています(間に合えば)。
2人分で毎月34,900円もなかなかのインパクトですが、それはまた別の話・・・。