迷惑メールフォルダを何気なく見ていたら、Huxeの文字がありました。

翻訳して読んでみると、どうやらHuxeのサービスが終了するらしい。なかなかびっくりしました。迷惑メールの中に入っていたので、余計に信じられなかったのですが、調べてみると既に話題になっていました。

Huxeは、自分専用のポッドキャストを自動で作ってくれるスマホアプリです。Gmailやカレンダーと連携すると、パーソナライズされたラジオ番組を生成してくれるという、面白そうなものでした。

入れてみた最初の頃は、日本語化でちょっと苦労しました。設定で言語を日本語にしたのに、全然日本語にならない。英語ばかりで、最初の日は結局聞かずに終わってしまいました。次の日に開いてもやっぱり英語で、半ば諦めかけていたのですが、一番下までスクロールしてみたら最後のトピックだけタイトルが日本語になっていて、聞いてみたらちゃんと日本語のラジオ番組みたいなものが始まりました。試しにCoffeeという単語が入った英語のカードを開いてみたら、これもちゃんと日本語のラジオになって、コーディング中にラジオ感覚で聞いていました。

そのときの内容は、コーヒーのポリフェノールによる健康効果の話で、デカフェのコーヒーでも腸内環境の改善、いわゆる腸活につながるという、結構面白い話でした。

それからは、お外遊びの時間や、食後にテラスでビールを飲みながら、ちょこちょこ聞くようになりました。日本語のトピックも少しずつ出てくるようになって。Neovimのfzf-luaとoilの話が流れてきたときは、「fzf-luaは遠くに飛びたいとき、oilは近所を散策したいとき」という表現になるほどなと思ったり、自分の使い方の感覚と一致するのが面白かったです。逆に、テンプレートやプラグインありきの、よくある耳あたりの良いノート術みたいな話が流れてきて、ちょっと違和感を持ったりもしました。そういう、自分の実践と照らし合わせながら聞ける感じが良かったんだと思います。

5分という長さを、のんびり聞く暇がなかなか無くて、肝心なところを聞けずに終わることも多かったのですが、それでもこれからどんどん安定して使いやすくなっていくのかな、と楽しみにしていました。

なので、終了の知らせは結構残念でした。公式からのメールには「Huxe is winding down」とあって、5月28日の太平洋時間10時、日本時間では5月29日の午前2時に機能が止まり、音声も再生されなくなるそうです。そして現地時間の5月29日には、すべてのユーザーデータが完全に削除されるとのこと。

そういえば、GmailやカレンダーとのHuxe連携は、とうとうしないままでした。楽しみだったアプリが終わるのは残念ですが、結果的にそれは自分にとっては正解だったかもしれません。